ユキノビジンは地方出身のキャリアで人気を集めましたが、ウマ娘では見た目以上の実力派というキャラクターです。

ユキノビジン

実際のとウマ娘でのユキノビジン

ユキノビジンは都会に憧れて田舎から上京してきたキャラクターで訛りのある口調が特徴の素朴な子です。
主力チームには在籍していませんが、キャラクターが濃くて、ついつい助けてあげたくなってしまう母性本能があるため、ウマ娘の中でも人気の高いキャラクターです。
田舎出身で東京に出てくる点では主人公のスペシャルウィークと共通ですが、方言が抜けていないこともあって、ウマ娘の中でも、鈍臭いキャラクター設定になっています。

 

 

現役時代のユキノビジン

現役時代:1992年-1993年
性別:牝馬
:サクラユタカオー
:ファティマ
戦歴:10戦6勝

 

主な戦歴

ビギナーズC11着(地方競馬のG1)
クイーンS1着(G3)
桜花賞2着
オークス(優駿牝馬)2着

 

 

特徴、エピソード

地方出身ですが、幼少期からポテンシャルを高く評価されていて、当初は最初から中央競馬に参戦する予定でした。
しかし受け入れ予定だった久保田厩舎の馬房に空きがなかったため、空きが出るまでの処置で一時的に岩手(盛岡競馬)所属で地方競馬でデビューします。

 

盛岡競馬では4戦3勝で勝ったレースは全て圧勝と格の違いを見せつけます。
4歳(現在の馬齢で3歳)になってからは晴れて中央に転厩します。
デビュー戦では地方出身というネガティブな評価から10頭立てのレースで9番人気になるもデビュー戦で快勝して一躍注目を浴びます。

 

当時は1990年まで活躍した地方出身のオグリキャップの印象が強く残っていて、予定外のこととはいえ、地方出身のキャリアが人気を集める要因になります。
ウマ娘の中では、見た目以上の実力派というキャラクターですが、現実のユキノビジンは実力以上に地方出身というキャリアの影響で人気の高い馬でした。

 

ビジュアルも良い馬で、綺麗な名前も人気を後押ししました。さらに素朴なおじさんというイメージを持っていた安田富男騎手とのコンビも中央のエリートに挑む田舎娘というキャラクターを根付かせてファンを増やします。

 

桜花賞は5番人気から2着、オークスは3番人気から2着とクラシックで2連続で2着入賞を果たし、人気先行の下馬評を覆す実績も残して中央競馬でもトップホースの仲間入りを果たします。

 

秋のクイーンSでは中央競馬で重賞初勝利を挙げ、エリザベス女王杯では3番人気に推されるものの直線で失速して10着。
それでも、年末のターコイズSではエリザベス女王杯勝ち馬のホクトベガを破って勝利します。
しかし、ターコイズSで脚部に不安を抱えるようになって、復帰を目指し調整を続けるも結局、そのまま引退して繁殖牝馬になります。

 

オークスの後には人気の高さを理由にユキノビジンのぬいぐるみがJRA公式グッズとして発売されます。
当時はまだ中央競馬の重賞未勝利だった馬が公式グッズでぬいぐるみを発売されることは極めて異例で、スター性の高さを象徴するエピソードです。
人気の高さやエリートに立ち向かう田舎娘というキャラクターが評価されてウマ娘でも起用されました。