ウマ娘には牝馬をモデルにしたキャラクターが存在しますが、牝馬だけに指定したレースはありません。

 

ウマ娘の世界には牡馬と牝馬という概念はなく、牡馬だった馬も娘として女体化されています。
娘だけが競走するレースの設定がヒットした要因になっていますが、実際の競馬の世界でも牝馬レースが存在します。
なお、馬はオスを牡馬、メスを牝馬と呼びます。

 

 

主要な牝馬レース

2歳時のG1レース
  • 阪神ジュベナイルフィリーズ

 

3歳時のG1レース
  • 桜花賞
  • オークス(優駿牝馬)
  • 秋華賞

 

古馬のG1レース

  • ヴィクトリアマイル
  • エリザベス女王杯

 

 

3歳時のG1を3つ制すと牝馬3冠の称号を手に入れられますが、秋華賞だけはクラシックには該当せず、牡馬3冠桜花賞オークスの5つのレースがクラシック競走になっています。

 

これは競馬発祥の地であるイギリスを習ったものとされています。
牝馬レースで勝つことも大きな名誉になりますが、昨今は牡馬とも互角に渡り合える牝馬が多く、エリザベス女王杯ではなく天皇賞・秋やジャパンカップへ出走するケースも多く見られます。

 

史上最強の牝馬と称されたウォッカオークスを回避して日本ダービーに出走し、史上3頭目の牝馬によるダービー制覇を達成します。

 

古馬になると牝馬指定のビッグレース自体が少なく、適正や期待値、その後のレースのローテーションから牡馬との混合レースに出走する牝馬が多いです。

 

3歳クラシックは牝馬指定レースを回避して牡馬混合レースに出走するケースが珍しく、ウォッカが日本ダービーに出走したのはビワハイジ以来11年ぶりの出来事でした。

 

 

 

ウマ娘の世界にも牝馬レースが存在!?

アニメの12話でウィンタードリームトロフィーの出走表が出て、大外枠18番のダイワスカーレットが制した旨の実況が紹介されました。

 

出走表にはスペシャルウィークをはじめ、主要な馬娘が多数登場していて、ウマ娘の中では牝馬レースと言える内容ではないですが、ダイワスカーレットは8枠18番から桜花賞を制した実績があり、ウィンタードリームトロフィーは桜花賞を元にしたと憶測を呼んでいます。

 

主要なレースは実名を出す中で、実在しないレース名称を使ったのは、ウマ娘に牡馬のいない矛盾から特別な設定にしていました。

 

なお、ウマ娘には多数の牝馬をモデルにしたキャラクターがいますが、本来の性別の牝馬だけに指定したレースはありません。

 

あくまでもゲームの世界では牡馬・牝馬の性別のくくりは取り除いています。

 

 

牡馬と牝馬の実力の差

近代競馬では、牝馬が牡馬を打ち負かすレースが多く見られます。
通常のレースでは斤量を牝馬が2kgほど軽く設定されていることも影響しています。

 

競走馬は牡馬でも牝馬でも馬体に大きさの違いはそれほど見られません。

 

ブラッドスポーツの競馬は牝馬でも力を出しやすい血統を作ったり、日本の高速馬場の特性から牝馬の得意にするスピード型に特化した馬が活躍しやすいことで、牡馬と対等以上に渡り歩ける牝馬が登場しています。

 

人間世界だと、牝馬レースがなくなると男女差別と言われますが、競馬は人間のスポーツに比べて男女差が少ないスポーツです。

 

しかし、牡馬と斤量差なしでも互角に戦える牝馬は全体のごく一部で、特に2歳、3歳と長距離では実力差が表れやすいです。

 

牝馬が混合レースで勝つと、牝馬の方が有利だという意見も出ますが、牝馬指定のレースを用意して実力の高い馬だけ混合レースに挑戦する構図は競馬を盛り上げる要素にもなっています。

 

牡馬3冠と牝馬3冠であれば、名誉は牡馬3冠の方が大きいですが、過去に牝馬指定レースをたくさん勝った馬はその後も歴史に残る名馬として高く評価されていて、ウマ娘の世界にもこういった牝馬の名馬が多数登場しています。