ウォッカは牝馬が牡馬に劣るイメージを覆しましたが、ウマ娘でもボーイッシュな見た目が特徴的です。

ウォッカ

実際のとウマ娘でのウォッカ

ウォッカはウマ娘の主人公でもあるスペシャルウィークと同じチームスピカに所属するキャラクターです。
牝馬ですが、現役時代も牡馬顔負けの走りで輝かしい実績を残していたこともあって、ボーイッシュなキャラクター設定になっています。
チームメイトのダイワスカーレットといつも喧嘩をしているけど、喧嘩するほど仲が良いという格言がよく似合う理解者でもあり、ライバル関係にあります。

 

 

現役時代のウォッカ

現役時代:2006年-2010年
性別:新馬
:タニノギムレット
:タニノシスター
戦歴:27戦10勝

 

主な戦歴

阪神ジュベナイルフィリーズ1着
日本ダービー(東京優駿)1着
安田記念1着(2回)
天皇賞(秋)1着
ヴィクトリアマイル1着
ジャパンカップ1着

 

 

特徴、エピソード

近年は牝馬が牡馬混合レースで活躍する機会も目立っていましたが、ウォッカの活躍する2000年代中盤までは、牝馬は牡馬に劣るイメージが強かったです。
そんな中でも牝馬としては64年ぶりにダービー馬になった馬でG1勝利は7回、その内5回は牡馬混合レースで牝馬が牡馬に劣るイメージを覆した名馬です。

 

北海道静内町のカントリー牧場で生まれ、厩舎に入るときから大物が入ってくると当初から評判になっていました。
入厩後にはすぐにG1ホースのデルタブルース、ハットトリックに食らいつく走りを見せて、関係者は大物になる予感を感じたそうです。
クラシック登録する際には馬主の意向で5冠全てにエントリーしました。

 

2歳の10月にデビューし、2戦目は2着に敗れるものの、早熟型ではない中で2歳G1の阪神JFを勝利します。
調教師も結果を出すには時間のかかる馬と評価していたのでポテンシャルのみで2歳G1を勝ったことになります。

 

3歳になるとエリフインS(OP)、チューリップ賞(G3)と連勝し、桜花賞では1番人気に支持されるとともに、既に日本ダービーへ進む意向を述べています。
ちなみに直近11年は牝馬のダービー挑戦はなく、馬主が調教師に好きな方を選べと言われて調教師がダービーを選択した経緯があります。
桜花賞ではウマ娘でもライバル関係にあるダイワスカーレットが、普通に戦っても勝てないということから早めに抜け出す作戦を取り、捉えきれずに2着に惨敗します。
作戦ミスと呼べる内容で、負けても実力は高く評価されるレースでした。

 

ダービーでは牝馬が64年勝っていないデータもあり3番人気として挑み、上3ハロン33.0秒の強烈な末脚を見せて勝利します。
勢いをそのままに3歳牝馬としては11年ぶりの出走になる宝塚記念に進みますが折り合いが合わずにデビュー以来初の11着という大敗を喫します。

 

秋は凱旋門賞に挑戦する予定で調整していましたが、夏に右後肢の蹄球炎を発症し、大事を取って凱旋門賞挑戦は回避。軽傷だったため秋華賞に進みますが、ライバルのダイワスカーレットが制して、ウォッカは3着に沈みます。
実績は素晴らしいですが、ライバルのダイワスカーレットにクラシックで2回負けているのもウォッカの特徴です。
その後はエリザベス女王杯でダイワスカーレットとの決着を期待されましたが怪我のため回避。その後はジャパンカップに進みますが4着、続く有馬記念でも11着と結果を出せません。

 

4歳春はドバイ挑戦するも4着。帰国後はヴィクトリアマイルで2着に沈んだ後に、安田記念で古馬のG1初勝利、秋の天皇賞も制します。

 

5歳も4歳時と同様にドバイに挑戦するも7着。その後はヴィクトリアマイル、安田記念を制し、秋のジャパンカップも勝利してG1を年間3勝します。

 

6歳にドバイワールドカップで引退する予定でしたが前哨戦のマクトゥームチャレンジラウンド3で鼻出血をして、協議の結果ドバイワールドカップを取りやめて引退します。